低用量ピルとジェニーの作用の違いとは

ジェニーは、中用量ピルで月経困難症の治療薬です。日本で低用量ピルが認可されるまで、避妊薬としても使用されてきました。日本名は、ドオルトン、プラノバールです。ジェニーは、女性ホルモンの不足やホルモンバランスの崩れによって起こる症状を緩和するためや、生理日の変更などにも使われます。
卵胞ホルモンの量が50㎍のピルが中用量ピルで、50㎍未満に抑えたピルが低用量ピルです。低用量ピルは通常、20~40㎍の卵胞ホルモン剤が使われています。避妊用に使用する場合には、毎日1錠ずつ同じ時間に服用します。ジェニーは1相性のピルなので、飲む順番間違いをする恐れがありません。低用量ピルと同様、排卵を抑制する作用、受精卵の着床を妨げる作用、精子の侵入を防ぐ作用などから避妊効果が得られます。ただし、副作用の多くは、卵胞ホルモンが原因となるため、避妊用に常用するなら、副作用の少ない低用量ピルがおすすめです。
緊急避妊用に使用する場合には、避妊に失敗した性行為の後、72時間以内に2錠服用します。なるべく早く服用した方が、避妊効果は高くなります。1回目の服用の12時間後に、2錠服用します。2錠飲むため、卵胞ホルモンの量も増え、吐き気などの副作用が強く出ます。飲んですぐに嘔吐した場合には、成分が吸収されていない可能性があるため、再度服用する必要があります。排卵を抑制したり、遅らせる作用や受精卵の着床を妨げる作用により、避妊効果が得られます。
生理日の移動では、生理日を遅らせることも早めることもできます。遅らせる場合は、生理予定日の5日前から飲み始め、遅らせたい間中飲み続けます。早めたい場合には、生理の7~9日目から飲み始め、生理が来てほしい日の3日前に服用をやめます。